不登校の息子と親父

不登校の息子と向き合ってきた親の記録

不登校

不登校の子供 僕の存在はどこにあるの?

投稿日:2017年12月13日 更新日:

カウンセリングからの学び

カウセリングスクールの再受講を受けたとき
相手の身になって考え
思いを巡らし接して行く事を学びました。

学ぶ前は息子に、叱咤激励するばかりで
思い巡らす事など、ほど遠い私でした。

学んでからは、息子は

「今、どんな思いでいるのだろうか
俺が息子の立場だったら
どう思うのだろうか」

考えるようになりました。

 

 

 

息子が暴力を止めた晩に
風呂場で言った
どの一言が心を打ったのだろうか
どう響いたのだろうかと
思いを巡らせているときに
浮かんだのは

「息子は、昼夜逆転とゲームの
日々を送りながら
どうする事も出来ない苛立ちと

葛藤しながら

生きてゆく気力を
失いかけていたのかも知れない

殴る、蹴るの行為も当たる所が無いまま
無意識に手を出してしまったのだろう。

そんなとき、風呂場でのあの一言が
薄れ行く存在を
引き留めたのかもしれない」

 

-不登校,

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きんぺい

昭和22年生まれの70歳だよ。

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