苛めが無いと回答があってから
担任の先生がプリントを届けながら
登校を促してくれたり、
一年生の部員が顔をだしてくれましたが
状況は変わることなく不登校は続きました。
頑張れは励ましではなかった
私は、なんとか学校へ行かせるために、
息子を励ますつもりで
「少しくらい苛められても負けていられるか
張って行って来い 勉強しないと将来困るぞッ。
少しくらい何か言われても、気にしないで
頑張ってこい」
と毎日のように叱咤激励していましたが
「頑張るってどうすればいいんだ」
の一言で
一蹴されました。
励ましたつもりの「頑張れ」が
息子にとって苦痛の何者でもなく、
ただ彼を追い詰めているだけで
いわば、傷口に塩を塗っているようなものだったのです。