残念ながら
拳が足蹴りが飛んでくる
親を殴らなければならないほど
追いつめられているのだろうな
辛いだろうなと、私は思えなかった
残念ながら
息子の気持ちを
察してやる事が出来なかった
1998・12
親を殴る心理
日が経つにつれ息子は、励ましにならない激励の重圧と
自分では、どうすることも出来ないストレスからか、
息子は閉じこもるようになった。
そんなある晩
「お父さんと一緒に寝たい」と言うのでその日から寝ると
「本当は、こうして居たかったんだ」
と言って抱きついて来た。
一緒に寝るようになって何日かの晩から暴力を振るうようになった。
日々のストレスと思っていることを伝えられない苛立ちが募り
爆発したのだろう。
殴る蹴るは、床に入ってからだけでしたが、
連夜続き壁に穴を空けた。
私は、息子の将来がどうなるのか、
どう接して行ったら良いのかで
頭がいっぱい。
残念ながら息子の気持を察してやる余裕が無かった。