不登校の息子と親父

不登校の息子と向き合ってきた親の記録

不登校

息子のストレスと苛立ちと、私の対応は・・・?

投稿日:2017年12月2日 更新日:

残念ながら

拳が足蹴りが飛んでくる

親を殴らなければならないほど
追いつめられているのだろうな
辛いだろうなと、私は思えなかった

残念ながら
息子の気持ちを
察してやる事が出来なかった

1998・12

 

 

 

 

親を殴る心理

日が経つにつれ息子は、励ましにならない激励の重圧と
自分では、どうすることも出来ないストレスからか、
息子は閉じこもるようになった。

そんなある晩
「お父さんと一緒に寝たい」と言うのでその日から寝ると

 

「本当は、こうして居たかったんだ」

 

と言って抱きついて来た。

 

一緒に寝るようになって何日かの晩から暴力を振るうようになった。
日々のストレスと思っていることを伝えられない苛立ちが募り
爆発したのだろう。

殴る蹴るは、床に入ってからだけでしたが、

連夜続き壁に穴を空けた。

私は、息子の将来がどうなるのか、

どう接して行ったら良いのかで

頭がいっぱい。

残念ながら息子の気持を察してやる余裕が無かった。

 

-不登校

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

関連記事

不登校の子供 僕の存在はどこにあるの?

カウンセリングからの学び カウセリングスクールの再受講を受けたとき 相手の身になって考え 思いを巡らし接して行く事を学びました。 学ぶ前は息子に、叱咤激励するばかりで 思い巡らす事など、ほど遠い私でし …

不登校のっきっかけは?息子と歩んだ道

はじめに 息子が中学一年の二学期中頃から不登校を始め、 高校に入学をするまでの、約二年間の関わり方を 詩と散文に書き留めたものを 「息子と歩んだ道」として綴っていきますので 御一読、頂ければ幸いです。 …

苦しいのは息子本人

【寝 顔】 何で不登校に なったんだろうと 思いながら 息子の寝顔を見る 寝顔が 笑っている 寝言も聞こえる 夢の中が唯一の 心の居場所 なのかも知れない 何もしてやれない 不甲斐なさに 自分を苛みな …

息子の辛さ 親の辛さ

息子の気持ちに寄り添う 【父の勇気】 息子と久しぶりに いっしょに風呂に入った 息子は うつむいたまま 背中を向けている 湯水を そっと 肩にかけながら 勇気を出して声をかけた 毎日 つらいべぇ お父 …

不登校を責めないで。息子の気持ちに寄り添う

【 家を飛び出した息子の本音 】 夕食のとき 素っ気ない返事をした 私に 息子は怒り 降りしきる雪の中を 飛び出して行った 妻の後に追いついた 私に息子は お父さん本当に 俺のことを心配だったら なん …

きんぺい

昭和22年生まれの70歳だよ。

猫が大好きで、詩を書いたりしてます。